精神科に行った、という話
お久しぶりです、元気ですか。僕はダメです。
ダメなので精神科に行きました。今日はそういう話をします。
結論から行くと、精神病の類はなく、投薬するほどではないという話で終わりました。
順に行きましょう。
そもそも僕は鬱傾向があるのは事実です。昔のことを何度も思い出して落ち込んだり、今の自分のダメさを何度も反芻するタイプの人間です。
でも、それだけだと多分病院に行くほどのことは考えなかったと思います。
今回病院に行くところまで至ったのは、長年悩んでる身体のダルさが理由でした。
自分の中では、大学までの不摂生で糖尿にでもなってるのではと睨んでいたのですが、健康診断に異常なし。じゃあ精神に起因するのではなだろうか、という結論に至ったわけです。
精神科は今時いつも満杯です。初診は特にカウンセリングに時間がかかるため、予約をとらなければ中々入れない状態でした。再診だとスムーズに行けるという事もあり、病名のある状態なら薬できっちり治す、無くてもこれから先に備えて再診に行きやすい状態にする事を目的に受診に至ったわけです。
カウンセリングについてですが、無駄な事言いまくってもどうしようもないと思い、事前に幾つか病気の疑惑になりうる精神状態をピックアップして臨みました。
1、仕事中に親からの罵倒を思い出し、手が止まることがある。
2、週一程度で過去のいじめ、および両親からの人格攻撃が夢に出ることで眠れない。
3、家に帰った時家事に全く手がつけられないことが多々ある(実家で料理以外の家事一切押し付けられてたから?)
とりあえずこの三点の話をして掘り下げていく形で行こうとしました。
実際に話す時にはもう少し家庭環境の話とか掘り下げられたプラス僕の方から父母のあれこれについて言及した形になりましたが、結果として薬を投与するほど重症ではなかったわけです。
医者の話を聞いていると、一つの線引きとして「日常生活が送れるかどうか」を設けている事が伺えました。
その上で、適応障害、PTSDに近いものはあるものの発症しているかと言われるとまだ病名をつけるほどではないというのが医者の方の回答です。
まぁ確かに仕事はそれなりにやってるし人間関係もそこまで悪くないよな……でもなってからじゃ遅くない?とは思わなくなかったんですけど、判断ミスでキメさせられるのも困るわけで概ね納得する事で今回はカウンセリングだけで終わりになったというオチでした。
ただし一つ、医者のアドバイスとして「このまま両親のこと考え続けると本当になりかねないから、距離を置いた今の状態のキープ、あとは趣味を楽しむ」との話はいただきました。
これ、同じ話を皮膚科でも言われたんですよ。僕は半年留年して、半年実家で過ごした後就職したのですが、留年中の毎週親から電話で脅迫されてた期間、そして実家で親と過ごした期間は全身から恐ろしいくらい湿疹が出てたんです。それで医者に言われた事はストレスを溜めるなってことでした。
専門は違いましたけど、医者二人からある意味で「両親との関係性がストレスの根源で体調不良に関連している」お墨付きが貰える結果になりました。
そんな訳で、多少は精神病コンテンツのアレになれるかとネタ的に期待してた下心はありましたがどうやら僕は健常者寄りみたいです。
親との不仲、精神病はネタとしてはかなり熱いですけど、まぁ無いに越した事はないですね。これからも実家とは上手く距離を置いて生きていこうと思います。
PS.大学時代での友人関係もかなりストレス軽減に役立っていたようです。この場を借りて感謝を。