nagi103’s diary

好きなものだけ語りたい

速読入門~邪道編~

 

銘打ちました、「速読」と。

一昔前流行りましたね速読。手早く多くの書物を読める万能ツールかのように扱われていました。実際に多くの本やメソッドが提示され、手にとった人も多くいるでしょう。しかしながら、まぁそれはダイエット方法の本みたいなもんです。未だ減らない私の腹回りのごとく、付け焼き刃的にナニカをさせ、何も身につかないまま終わってしまうのが常です。

あの手の本は本当に継続してやれれば本当に効果は出るものだと思ってみていますが如何せん現代人、一年もたずにやめちゃう。そんなわけで、忙しい現代人に速読を教えこんで合間時間に圧倒的成長、ってのは無理だと思ってます。そしてそういう意図でやろうって人も中々続かないのかなと見ています。

 

そんな中、別に意識して読書をしてるわけではないのに一般人からしたら倍々速で読書する突然変異種もいるのです。私自身、特段意識して読書はしてませんが読むスピードは早いと言われることがあります。どうにも不思議なのでここで無意識を切り開いて、どう読んでるかを一旦まとめようと思います。

 

速読の基準とは?

どうにも不思議な事に、速読でグーグル検索して様々なサイトを見ても、どれだけ読めれば速読か等の情報は見つかりません。あったら教えてほしいです、この文章修正しますんで。

Wikipedia先生によれば5000/分が速読訓練した人のスピードらしいですがどうにも曖昧ですね。私は2000/分なので早いと言うには厳密には違う気もしますがそれでも僕ぐらいのスピードはあまり本を読まない層からすれば、早い……はず……です……。

そんなわけで暗雲が立ち込め始めましたが、一旦は2000/分程度には誰でもなれるってことで話を進めていきましょう。

 

速読の基本

速読の基本、それは「ななめ読み」です。と入っても本当に読まないところは飛ばすとか、要旨に沿わないところは見ないとかそういうわけではなくて、まっとうに頭からケツまで文章を読んで、おそらく僕は記憶領域に重要じゃないところを入れない構造になってるのではないかと思っています。

例えば、「外国人に通じる英会話」という本があるとします(ほんとうにあるかもしれませんが、ここは例えで)。一章外国人と話す心意気、二章英語への向き合い方、三章実際に海外で活躍する人の言葉、四章英語圏で通じる英語学習メソッド

としましょう。それっぽいですね。

この本を読む時、求めることは四章のみですぶっちゃけ。しかし、四章を読んで実践するかは微妙でしょう。著者的には1~3で興味を持たせつつ四章のやり方を実践すれば継続してできるって思惑があるのかもしれませんね。

読書に慣れてない人はどうにも1~3章を飛ばすか、ガッツリ読んで四章に辿りつけないパターンが多いんだと思ってます。

さて、話をななめ読みに戻しましょう。この本を読む場合、一章では心意気以外の著者の経験などは記憶しなくてよし、二章はおそらく入る実際の声などは記憶しなくてよし、三章は正直なんも覚えないくらいの勢いで読めばいいのです。

その辺の脳内取捨選択は経験で慣らすしかないんですよねー読み飛ばしちゃってもいいと思いますが経験の浅い人は飛ばしちゃいけないところを飛ばしちゃうかもしれません、慣れですね。

 

速読のメソッド

さてついにメソッドです。さっき書いたような胡乱新書めいた構成になっちゃってますねこれ。

速読をするのに大切なことは、やはり一目に見る文字数を増やすことでしょうか?この辺は全然考えず読んでます。一般的なメソッドのようですがどうにも実感もないし、計測方法もないって来てるとどうにもできないですね……。これこそ慣れってやつなんでしょうかね、ここは投げようと思います。

私的に最初に来ることは、読みたい気持ちだと思います。

例えばミステリー小説ならばフーダニット、ホワイダニットハウダニットなどと分類されるように事件について知りたいことがあるわけですね。早く早くその構造が知りたい思いこそ速く読むコツなのではないでしょうか。

新書も変わらず、知りたいことがあるから購入しているに違いない。ならばそれを速く知りたいと思うのが人の常です。

 

具体性のないメソッドになりましたので、サブタイが回収されませんね。速読の基本と合わせたうえで一旦まとめると

1情報の取捨選択

2視野の拡大

3好奇心の走り

の3つが速読のコツだと思います。

 

邪道編の意味

特別な意味を持つ「邪道」ではありません。

邪道の理由は3つあり、一つは僕の経験の乏しさも相まって専門書には対応できないであろうこと、もう一つは正確なデータが全く提示されていないこと、そしてたくさん情報を摂取したいという速読を身に着けたい人の欲求に応えるものではないことです。

 

最終的には読んだ本の数が物を言いますし、そもそも僕も無意識で読んでいるのです。さらに友人には400Pぐらいなら一時間で読むような猛者もいるので、根拠や説得力の乏しい文章になってしまったと思います。

しかし、逆にこれくらいなら誰でもできることだ、と安心できるのかなって思ったり思わなかったり。信じるかどうかはアナタ次第、ってことで締めさせて頂きます。